Research 09 — Sustainability
水を使わない、という設計:
フェイスペイントとSDGs
要旨 フェイスペイントは一時的な装飾と思われがちだが、画材と運営を設計し直すと、環境・福祉・教育・地域づくりにつながる取り組みになる。この考え方は、東京都の世界発信コンペティション(革新的サービス奨励賞)と、品川区の社会貢献製品事業の認定(いずれも2018年)につながった。
環境:汚水を出さない
描くときも落とすときも水を使わず、道具の衛生管理はウェットティッシュで行えます。汚水が出ないため、施設の水まわりを汚さず、水質への心配もありません。
福祉:多世代で楽しめる
指先を使うレクリエーションとして、介護の現場のマンネリ解消や、多世代の交流に役立ちます。(06 介護レク)
教育:楽しいアクティブラーニング
作戦会議 → 描く → 褒め合う → 活用する。短い時間で、楽しみながら計画と振り返りのサイクルを体験できます。
人材:コミュニケーション力を育てる
ペインターの研修では、提案する力、褒める力、場を明るくする力が育ちます。言葉が通じなくても、描くことで笑顔のやりとりが生まれます。
地域:楽しい大人がいる、まちへ
楽しい思い出を生み続けるには、しかけとしくみが必要です。地域のお祭りやイベントを支える担い手づくりにつながります。