Research 08 — Business Development
「ありがちな」開発プロセスの、
その先へ
要旨 ここで紹介する開発の手順は「普通」のものだ。大切なのは、これをやったうえで、さらに上の「マーケティングモデル」を追求すること。
開発の7つの段階
1. 起点となるアイデアを抽出し、分析する
既存の製品やアイデアを組み合わせ、新しい価値を考えます。リーンキャンバス、3C分析、SWOT分析などのフレームワークから、出発点となる「仮説」を導きます。
2. 調査し、発見する
思い込みと思いつきは、事業の精度を止めます。市場・競合・実現可能性の調査、行動観察、SNS分析、インタビューなどで「精度の高い根拠」を見つけます。
3. インサイトで、さらに発見する
すでに見えているニーズは、満たされている可能性が高いもの。まだ言葉になっていない深層心理に近づくことで、本質的なニーズや新しいニーズに気づけます。
4. 実行プランをつくる
目標(日程・コスト・収支)、拡大したときのビジョン、撤退の基準を決め、社内向けと社外向けの資料を用意します。
5. プロトタイプで検証する
完璧なものはありません。確実に約束できる機能から市場で試します。ここで大事なのは売上ではなく、知見と実績をためることです。
6. 営業を始める
確実性を約束できるようになったら、LP、プレスリリース、展示会、セミナー、イベントなどで短期間に集中して露出と交流を行います。営業トークの精度を上げるロールプレイも欠かせません。
7. 評価と改善を繰り返し、唯一の存在へ
課題を解決するアップグレードを重ねると、以前断られたお客さまにも再び提案できるようになります。
Beyond the Process
手順をこなすだけでは、だれでも同じ場所にたどり着く。画材・人材・運営・制度への対応までを一体で設計した「マーケティングモデル」こそが、ほかが真似しにくい強みになる。フェイスペイント事業は、その実験の場でもある。